GREETING ~ご挨拶~

代表取締役 社長
平石 雅浩(本名・公宣)
◆ PROFILE ◆ | |
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1976年 | 慶応義塾大学商学部卒 丸久株式会社 入社 |
1978年 | 同社 監査役 |
1981年 | 同社 取締役 就任 |
1990年 | MARUHISA INTERNATIONAL CO.,LTD, 取締役 |
1993年 | 丸久株式会社 常務取締役 |
1994年 | 丸久(青島)時装有限公司 董事長 |
1995年 | 青島新東亜製錬有限公司 副董事長 |
1998年 | 丸久株式会社 代表取締役 |
2007年 | 丸久(青島)時装有限公司 総経理 併任 |
2009年 | MARUHISA PACIFIC CO,. LTD, 会長 併任 |
ハードとソフトを兼ね備えた情報発信型メーカー
丸久は、創業以来半世紀にわたって自社ブランド確立を目指し、
メーカーとしての礎づくりに努めてきました。
タイやバングラディシュに生産拠点を設ける海外戦略をはじめ、
独自の生産システムを構築することにより、
商品力・生産力・企画力を培い、
他に類を見ない自己完結型のメーカーへと成長を遂げてきました。
今、アパレル業界は大きな変革期を迎えました。
グローバル化が重要なカギを握るこの時代に、
丸久が注目するのは我が社の卓越したハードウエアとそれに基づくモノづくりの力、
そして人々のオシャレ心を捉える企画力という両輪です。
ハードウエアとは、海外自社工場であり、自社教育設備であり、
充実した品質管理システムです。
「海外で上質な製品をより安く作る」メーカーとして大きな信頼を獲得してきた丸久は、
こうしたモノづくりの基盤となる優秀なハードウエアを有しています。
そしてその海外でのモノづくりを更に強化するために、
バングラデシュに自社としては最大の工場を作りました。
将来的には、欧米の有名SPAブランドとの取引も
視野に入れた生産活動を行っていきたいと考えています。
一方、これからの丸久にとって重要となるのは、新しいモノをクリエートする力です。
現在推進しているSPAメーカーとのコラボレーションにおいても、
これからはただ作るだけのビジネスではなく、
企画段階から積極的に参画しヒット商品を生み出すソフトの力が求められていくでしょう。
競争力を持った商品企画力を培うことが、他社との差別化のカギになります。
また弊社はバングラデシュとの経済友好関係を更に深めるべく、
新たに農業ビジネスを立ち上げました。
バングラデシュは豊富な農作物の生産国ですが、加工技術が乏しく、
廃棄処分される量が非常に沢山ありました。
そこで農業技術および貯蔵、加工技術を導入し、産品の付加価値をつけることで、
流通時に発生する腐敗をなくし、農業に携わる貧困層の農民の雇用創出を所得向上を
目指す事業を立ち上げました。
今後は、我が社の最大の武器である洗練されたハードウエアをベースに、
クリエーティブレベルを向上し、
ソフトウエアの力を思い切って打ち出していきたいと考えています。
生産中心のメーカーから、優秀なハードウエアに支えられた情報発信型メーカーへ。
丸久は、21世紀を勝ち抜くための新たな展開を目指します。